部門紹介診療部門(医局)について

診療部門(医局)

当院は、現代精神医療に求められるほとんどの機能を備えた、全国でも数少ない オールラウンド型 精神科医療機関 です。

診療分野

  • 児童思春期
  • 精神科スーパー救急
  • 精神科リハビリ
  • 地域社会精神医療
  • アルコール・薬物依存
  • 認知症
  • 神経症
  • 精神科身体合併症
  • 司法精神医学
  • など

医師内訳

精神科常勤医師 28名
内科医師 2名
レジデント 20名
非常勤医師 5名
研修医 2名
秘書 2名

(2023年1月1日 現在)

当院の医局は総勢59名の大所帯で、精神科医の数は日本でも有数の規模を誇っています。この豊富な人員を基に、ありとあらゆる専門分野を網羅し、どのような疾患の診療にも当たらせていただいております。

当院には伝統的に上下の差がなく、若手も自由に意見を言える雰囲気があるため、毎日活発に意見交換がなされています。若手の“意欲”とベテランの“経験”が組み合わされ、他とは一味違う医療が提供できると考えております。

診療グループについて

肥前精神医療センターには、疾患やライフステージに応じた6つの診療グループがあります。

総合診療グループ

統合失調症、うつ病などの一般的な精神疾患に対する診療を行っています。人権を尊重し、他の医療機関などと連携しながら、それぞれの患者さんに応じた適切な診療を行っています。

児童思春期グループ

発達障害、統合失調症、うつ病、強迫性障害など、児童思春期の様々な疾患の診療を行っています。心理療法士や児童指導員と連携し、母親向けの学習会なども行っています。

老年期グループ

老年期外来は、認知症の専門外来です。認知症に伴う精神症状(幻覚・妄想など)や行動障害(暴力・徘徊・睡眠障害など)がある方や気になる方の受診を受け付けています。

アルコール・薬物グループ

アルコール依存、薬物・ギャンブル依存などの診療を行っています。入院治療は、患者さんの自主性を尊重し、看護師、作業療法士、心理療法士やPSWと協力して、開放病棟で診療しています。

司法精神医学グループ

各種の精神鑑定や医療観察法に基づく入院治療を行っています。入院治療では、病院内外の多職種チームが技術と知識を結集して、専門性の高い先進的な治療に取り組んでいます。

内科グループ

おもに精神科の患者さんの身体合併症にかかわる診療を行っています。