肥前精神医療センター

教育制度
EDUCATION

教育計画について

Education

Education plan

看護職員能力開発プログラムによる教育

看護部の教育計画は、国立病院機構の「看護職員能力開発プログラム ACTy Ver.2」をもとに、段階的に精神科看護の特色が学べるよう教育計画を作成して研修を実施しています。1年目から、集合教育や機会教育を通して先輩の支援を受けながら看護の実践力を育成することができるので、安心です。

看護職員能力開発プログラム

国立病院機構が目指す看護師像を、ACTyナース(アクティナース)と呼びます。「看護職員能力開発プログラム」によって学び、理論と技術をもって実践し、看護を創造する看護師がACTyナースです。様々な学習の機会を活用し、日々の看護実践を振り返るという過程を続けることで、ACTyナースへの成長を目指します。

ACTyナースのレベルⅠ~Ⅴに示した能力を自ら段階的に修得する過程において、後輩育成や看護マネジメントに関する知識を深めていきます。これにより、専門性の高い看護職、看護管理者、看護教育者、ジェネラリストなど、様々なキャリアアップの道が開けます。

看護職員能力開発プログラムに基づいたアセスメントの様子

基本的なフィジカルアセスメント (新採用者)

精神科のフィジカルアセスメント (レベルⅠ)

特定行為修了者による フィジカルアセスメント(レベルⅣ)

新人看護師支援

Support

New employee training

新採用者研修

新採用者研修は、4月は毎週、5月から1月までは月に1回実施しており、仲間作りができるよう配慮しています。 研修内容は新採用者のニーズに応じて日々見直しており、講師は精神科専門看護師、精神科認定看護師、特定行為修了者、リソースナース、副看護部長、看護師長が担当しています。

将来のロールモデルを身近に感じながら、自己のキャリアを描くことができる環境を提供しています。

研修内容の一例

  • 精神科の感染予防
  • 精神科のバイタルサイン測定
  • フィジカルアセスメント
  • 精神科のアセスメント
  • 精神科の与薬
  • 採血、心電図
  • 酸素療法、吸引
  • 精神保健福祉法と行動制限
  • 多重課題、BLS
  • 精神科の医療安全
  • ストレスマネジメント
  • リフレクション
  • 精神科のコミュニケーション
  • 精神科の看護過程

新採用者研修の様子

Support system

新人看護師支援体制

病棟では、看護師長、教育担当者(副看護師長)、実地指導者、プリセプターが協力して新採用者を支援します。専任の教育担当師長もおり、看護部全体で各病棟の新採用者をバックアップする体制が整っています。

看護師長

看護職員全体の責任者として能力開発、キャリア開発の支援をします。

教育担当者

看護部門の新人看護職員の教育方針に基づき、各部署で実施される研修の企画、運営を中心となって行います。(レベルⅣ以上)

実地指導者

新人看護職員に対して実地指導、評価等を行います。(レベルⅢ以上)

プリセプター

新人看護師の身近な相談者として悩みを傾聴し、共有する役割を担います。(レベルⅡ以上)