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昭和20年の終戦に伴い、当院は軍事保護院から三津の療養所として開設されました。

以来、60有余年に渡って地域の皆様にはたいへんお世話になっています。

当時の陸軍・海軍関連病院と傷痍軍人療養所は、
現在では国立病院機構の元に病院やセンターになりました。

時代の変遷を感じざるを得ません。

この間半世紀以上に渡って、
当院は日本の精神医療史に刻まれるような様々な改革や出来事を経ながら今日に至っています。

これも近隣皆様に、多寡のご心配をお掛けしながらも、
少なからずのご理解とご支援の積み重ねが有っての事と皆一様に感謝しております。

吉野ヶ里町(東脊振村)にある肥前精神医療センターが、
 

どうして、この地で、様々な専門的な精神医療の展開を営めるのでしょうか?
どうして、率先的で、全国に誇る、新しい試みを展開出来るのでしょうか?
どうして、名立たる、先輩・先達を輩出できたのでしょうか?
どうして、全国から、多くの医師が、研修医が、この地に来てくれるのでしょうか?
 

これらは地域の皆様に、当院が “ 育てられて来た ” 証に他ならないでしょう。
21世紀は、『脳と心の時代』と言われています。

「脳」と「こころ」、どちらも馴染みのある言葉なのですが、
どちらも、その本質はとても捉えがたいものです。

当センターは開設以来、「脳」と「こころ」から生まれる、
様々な人の悩みや生活の支障に、医療の立場から取り組んで来ましたが、

この取り組みは医療側の、時として独りよがりの視点のみで出来ることではなく、
常に“生活の視点”を忘れてはいけないと思っております。

すなわち、近隣皆様方からのご意見や励ましをさらに大事にしたく、
これからも“生活の視点”に根ざした率直なご意見やご支援を頂ければ幸いです。

肥前精神医療センターは、平成26年3月までに、全病棟(子供からお年寄りに至る全世代の病棟)が
全面的に新築されて生まれ変わる予定です。

工期中は、様々なご迷惑を御かけするかも知れませんが、
センターの活動や建設工事に関することをはじめ、
当院の運営に関することなどについても適宜、皆様にお知らせしていきたいと考えています。

診療以外の、例えば、施設の貸与、催事へのご参加、公開講座など、
地域の皆様にもっとご協力して交流できることがあると思いますので、
これからもご遠慮なく、よろしくお願い申し上げます。
副院長 橋本喜次郎